ココフル・プロジェクトとは?

2011年3月11日の大震災で被災された方々に、ヨガや傾聴などを通じて心と身体を癒すお手伝いを目指し、
ヨガを学び伝える仲間が集まり活動をはじめました。

2013年8月8日木曜日

2013年8月大槌町訪問(プラスちょっとだけ6月の)報告~まっきー編

どうもすみませんm(__)m
いきなり、謝りの文からスタートしますまっきーです。
何がすみませんって、お久しぶりのブログUPになり、誠に申し訳ありません。

今回こそは最速のUPを目指したはずなのに、、、が~ん(~_~;)またもギリギリ。10月の訪問直前のUPとなりました。。。


今回の訪問、最大の注目はエリカの友人であるクリスタルボウル奏者の深野さゆりさんが同行してくださったこと!!!最強タッグを組んで、最高コラボのヨガクラスを行うことが出来ました(*^_^*)
仮設住宅、支援員さん向けヨガのとき。
3つの異なる大きさ、異なる音を奏でるクリスタルボウルは
異なる身体のパートに響き、やがてはハーモニーとなる。


エリカのブログにも紹介されていますが、通常、ヨガのクラスでは最後に仰向けでシャーバアーサナというくつろぎの時間を設けるのですが、今回さゆりさんにはその時間帯にクリスタルボウルを奏でていただくことに。心も身体も呼吸も整ったくつろぎの中のいる皆さんに浴びせられた優しく温かいその音色は、細胞レベルから癒しとエネルギーを与え、指導していた私までもがその音に痺れ、全身の細胞が音と共鳴して内側からエネルギーが湧き上がるのを感じました。 終わるとどのヨガクラスの参加者の皆さんからも満面の笑みが溢れて、クリスタルボウルの力を、音の力を改めて知る思いでした。


皆さん、夢心地のことでしょう~♪


素敵な魅力満載のさゆりさん、ありがとうございました。ぜひまた同行くださ~い♪(次回からまた通常ヨガクラスに戻る私とエリカはややプレッシャ~^^;) 



夕方のほっと一息タイム♪元吉里吉里駅近くにある甘味処「ななかまど」にて
(奥の優しい微笑みの女性が今回の立役者、クリスタルボウル奏者の深野さゆりさん)





ではでは、ここからはガラッと変わって最近の大槌町の状況、人々の様子を私のわかる範囲、感じた範囲でお伝えしていきたいと思います。


復興資料館に飾られていた、神戸大学の学生さんの全面協力の元作られた町の模型。
家々の屋根は実際に住人の方の手で一つ一つ塗られたそう。
ここにもそれぞれのストーリーが詰まっている。


大槌町もついに街の中心地、沿岸部(被災地)の復興計画が決定し、被災地は現在より2m程かさ上げされ、居住区域は以前より大幅に削減、大部分は大きな公園に変わるそうです。

つまり、町のほとんどが土に埋められてしまうという現実。人々はやっと決定した街の計画に安堵の想いと共に、大幅に狭められた居住区域によってこの地を離れなければならない人の想い、また、生まれ育った町のさらなる現実に言葉にはならない想いがあるようです。。。


写真右に写るは私たちの憩いの場、吉里吉里にあるカフェ「APE」
こちらの営業も年内いっぱいだそうです。。。
想像出来ないその”想い

「もう二度とここには住みたくない」「海は見たくない」という方がいらっしゃる一方で、多くの家々のコンクリの土台などは残されていて、我が家の跡地を度々訪れる人々、また、お盆時期には献花される人々の姿などを私たちも移動途中、車窓からよく目にしたものでした。

しかし、一旦かさ上げされてしまったら思い出の詰まった我が家の跡地を訪れることも献花することさえも出来なくなる。「もう二度とあの地に住みたくない」と思う方たちでさえ、町の全ての人々があの大津波と今回のかさ上げ計画で故郷を二度失う哀しみがあるのではないかと感じました。

大きな哀しみから一歩踏み出そうとした矢先、新たに突きつけられた人々への試練。経験者にしかけっしてわかることのない想いがそこにはある。きっとそこには何か引き裂かれるような気持ちがあるのではないかと、、、推測することしか出来ないけれど、それでも少しでもその想いに寄り添いたい一心でここにお伝えしています。




町の人々はきっとこの試練にもぐっと堪えてその哀しみさえも引き受けていつの日か乗り越えられるのだろうと思います。潮風漂う公園に緑が茂り、花が咲き乱れる頃に。東北の強さに私は心打たれます。


目に見える世界は変わるもの。

これはヨガの教えでもございます。
少なからず東北の皆さんも経験されたことだと思います。目に見える世界は変わっても、変わらない世界がある。それは人々の中で生きる記憶。記憶の中に生きているまちの証し。それを辿りながらその記憶を、伝統を継承して町の復興に活かしていこうと様々な活動をされている方がいます。NPO法人「つどい」の元持幸子さん、私たちの活動を全面的にサポートしてくださっている彼女の活動の一つにヨガクラスの後、ほんの少しだけ参加させていただきました。ここではそのことを少しお伝えしたいと思います。


集まったのはこれまた私たちが元持さんからのご縁で活動の場を毎回提供してくださっている大ガ口集会所のチャーミング館長、阿部さんを始め、地元のちょっとご年配のご婦人、殿方、、、私たちのようなボランティアの人たち。元持さんの”大槌町の昔の暮らしはどんなだった?”という質問に初めはなんとか記憶を辿ってポツリポツリと話し始めるものの次第に出てくる、出てくる。。。一人の記憶が別の(人の)記憶を呼び起こす。 記憶が甦る瞬間、それはまるで過去へのタイムトリップであり、また過去から現在に呼び戻されて新たな命を吹き込まれた瞬間であり、そこから伝承される大事な何かがそこにはある。
右側中央の女性が元持さん。大槌町の復興に欠かせない女性の一人です。
右に写るは大ガ口集会所のチャーミング館長、阿部さん。

若かりし頃の村(当時)の人々の暮らし向きや海側、山側の暮らしの違いを話される阿部館長さんやご婦人方の傍らで、元持さんは用意してきた大きな模造紙にメモしたり、絵を描いたり。私もどんどん質問したくなるほど話題と笑いは絶えず、同時に私も祖母、祖父から私の生まれ故郷、石川県金沢の話をもっと聞いておけばよかったと後から思いました。



さて、最後にもう一つのお知らせです。

この度、元持さんを始め、「チーム大槌」の皆さんたちが総力を結集して作った(であろう)とてもユニークな大槌町(公式?)ガイドマップ「おおつち ふぁみりーマップ」が発行されました(一部¥100で販売。ご興味のある方はぜひこちらまで⇀http://facebook.com (チーム大槌)*なお、販売収益は大槌のさらなる魅力と町の変化を伝えるおおつちふぁみりーマップver.2」の製作に使われるそうです)


表紙。広げた裏には顔、顔、(*^_^*)沢山の笑顔に出会えるよ。

大槌町の魅力はなんといっても人。私もその魅力に引き込まれ続けている(笑)一人であり、ご当人方の了解を得られるのならブログでも紹介していきたいくらい、ユニークな方たちが沢山住んでいらっしゃいます。

この手作りマップには飲食店、宿泊場所の紹介と共にいわゆる名物XXXや看板娘さん(?)などそこに行けば出会えるかもしれないお顔の写真の切り抜きが沢山貼られていて、地図を片手に訪ね歩くことも可能となっております(大槌町は実はデカい。実際に行う時には車や公共バスでの移動をお勧めいたします)そのなかには私たちもお世話になっている方たちのお顔も多数出ていて「なるほど、なるほど、確かにユニーク(笑)」(ご本人様たち、ごめんなさい^^;)

愛すべき魅力の人たちがいっぱいの大槌町です!!!

まだまだ、ここからさまざまな顔を見せるであろう大槌町。岩手県はこの夏、「あまちゃん」で大注目となりましたが、大槌町の魅力もぜひ知っていただきたい。出来ることならマップ片手に訪ねていただきたい。その土地の人々との出会いが旅の一番の魅力、思い出になることは間違いないですから☝
プラス食事。
こちらは旧盆にしか出会えないお味「まめぶ」ならぬ大槌町の郷土料理「あずきばっと」
甘さ控え目のあずきの中に太麺の短いうどんが入った素朴な味☆☆☆
その昔、真夏の旧盆に「あずきばっとを食べる⇔海に入る」を7回(!)繰り返すと、
一年を健康で過ごせると伝えられたそうです。
(幼少時、実際に行っていた方より)


長い報告、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。来週末にまた大槌町へ行って参ります。皆さんとの再会が楽しみです♪

10月はまた私たち3人でお邪魔します!
(左の2人、夫婦のエリカ&マーク(黒子に徹する影の立役者)と、筆者まっきー)




今頃、、、6月の報告(^^ゞ

活動初日、恒例のエールサポートセンターでのヨガクラス。まず最初に行うのは日常ではありえないこの動き(笑)(ヨガはそんなんばっかですが、、、笑)股関節の硬さを防ぎ、腰痛予防、脚力効果、、、
欠かせない準備運動

なんと姿勢のよいこと!
姿勢からこちらのご婦人の勢いを感じませんか!

見て!この腰の柔らかさ!

女性パワー全開の大槌!!!

高田さんから街の復興状況を伺う。
左から2人目、小向さんはいずれご紹介したい大槌町初、サフラン栽培に挑戦中♪

上の写真も毎度お馴染み、「大槌町復興資料館」にいらっしゃる小向さんと大槌新聞を発行されている高田さんを訪ねた時。小向さんは本文でもご紹介しました街の模型を管理されている方で、それはそれは聡明で楽しい女性。今後、紹介させていただきますよ~



こちらも恒例の大槌町役場の皆さんによるクラスです。この回は地方から応援でいらしている職員の方たちが多数ご参加。慣れない職場に仕事量も半端ないそうで、かなり身体も頭も凝っているようにお見受け致しました。
まずはほぐし。

合間に腹式呼吸の練習。
寝てしまう方も出てきますが、しようがないことですね。
皆さんお疲れさまです。

寝かすだけではない。
実はこの回はちょいとハードに致しました♡これでもかと。

さらにこれでもかと。
難なくこなす職員さん。
やはり、6月の報告を10月にするのはいけませんね。記憶がどうにも出てきません。反省です。
(毎回、反省、反省、、、と言っている割りに全く改善されていないではないか!というお叱りも受けそうですが、、、^^;)結局、エリカとマーク氏に多大なご迷惑をおかけしており、この場をお借りして二人には本当にごめんなさいm(__)m


まっき―とココフル・プロジェクトの旅は続く。。。
ご清聴(読)ありがとうございました。









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