復興ヨガボランティア　8月大槌活動報告

えりかです。
大槌も暑～い夏を迎えていました。

今回のメンバーは、いつものヨガ担当マキ・エリカ、運転手兼マネージャのマークに加えて、
ナント！高校3年生の男子1名が参加、いつもよりフレッシュな気分満載で活動開始です。

8/24(金）大槌復興館再訪

最近、活動の恒例になっている大槌復興館の館長、高田さんと再会しました。

高田さんは、「大槌新聞」をたったお一人で制作・発行をされいるのでめちゃくちゃお忙しいのです。
でも、私達はいつも高田さんから大槌復興にかける熱い思いを伺って、エネルギーを頂いています。

この日も今後の大槌新聞や私達の活動について、熱すぎる女子3人とクールな男子2名が、大槌の気温が2℃ほど上昇するくらい、これまた熱く語りあいました。

そして盛り上がった打合せで、ココフルプロジェクトが大槌新聞紙面でお手伝いできることに！？
お楽しみに～(*^_^*)


8/24(金）19：00～
＜大槌町役場の皆様　＠大槌中央公民館＞


6月に引き続いて、2回目になる大槌町役場の皆様とのヨガです。
皆さんとの再会を楽しみにしていました。

仕事を終え、または途中で抜けてお集まりいただきました。

日頃の激務で心も体も相当お疲れのはず。
でもクラス前に体調を伺うと　「ちょっと肩こりがある以外は・・・元気です！」など
決して弱音を言わないケナゲなお返事。
私は涙がちょちょぎれそうになりました。
が、そこはぐっとこらえて、お一人お一人の呼吸と動きをしっかりと見ながら、心を込めてリラックスできるヨガクラスを進めさせて頂きました。

ヨガと他のスポーツとの違いは、
「無理をしない。」
「他人と比べない。」

この２つをしないだけでも、体だけでなく心の「苦しみ」もかなり減っていきます。
ここを意識しながら行っていただきました。

すると、皆さんの高い集中力で体育館の中の空気が、とても静謐なものに変わって行きました。
これってかなり凄いことです！

最後のシャバアサナ（くつろぎのポーズ）から、ゆっくりと起き上った時は
皆さんとてもリラックスして、お風呂上りのようなほかほかの笑顔でした。
なかには、既に寝落ちしそうな方も・・・

「ヨガが好きになりました。」
「今晩はゆっくり眠れそうです。」

皆さんの忙しい日々の中で、ちょっとでも憩いの時間になれば、私達も幸せです。
ありがとうございました。
またお会いしましょう。



8/25(土）16：00～
＜大槌社会福祉協議会と支援員の皆様　＠大槌社協事務所＞

いつもおせわになっている大槌社協及び支援員の皆様とヨガ。

この後のお仕事がサクサク進むよう、リフレッシュしてエネルギーが出るヨガを行いました。

人によって、体の柔軟性に差があるのは当然。
そういう時は私達はイスなどを補助として利用します。
そうすれば、体が硬くても柔らかい人と同じポーズを無理なく、充分に楽しんでヨガができるからです。

「人がヨガに合わすのではなく、ヨガが人に合わせる。」
う～ん、ヨガは深いのデス。

短時間でしたが、皆さんしっかり汗をかいて、「体だけじゃなく心もリフレッシュできた～！」と喜んで下さいました。

ありがとうございました。
また次回も一緒にリフレッシュしましょう！



＜ちょいと・あとがき＞

ココフルプロジェクトでの大槌訪問は、今回で8回目となりました。
細く長く、我ながらよく続けさせて頂いてるなあと思います。

これも、サポートして下さる仲間達、そして「よそ者」の私達を快く受け入れて下さる大槌の皆さんのお蔭です。
ありがとうございます。

震災後、地元の若い人や大槌に戻ってきた若い人達が、自らの足で立上り活動し始めています。
彼らは私達に、「いくらボランティアが来ても、支援があっても、最終的には自分達が動かないと
本当の復興をすることはできない」と、強い自覚と勇気を持って話してくれました。

柔軟な若者達が、私達のよそ者をうまく取り入れてくれて、次第に全国に大槌を応援する人達がどんどん増え、なんと今では東京に「大槌ファンクラブ」までできました！

「日本＝閉塞感」という人もいますが、私は逆に今の大槌には上に向かっている強い「光」を感じます。
それは、故郷を復興させたいという地元の人達の強い思いと、お互いを思いやる深い気持ちが町中に溢れているから。
これは1年間大槌に通ってわかったことです。

だから、これからも大槌に通いたい、大槌の人々を見続けたい、と思うのだと思います。
（ちなみに、大槌の人達はかなり「濃い」キャラの人が多い。話していて楽しくて仕方ありません。
これも大槌に引き寄せられる要因のひとつです。　でも第一印象と随分違うかも・・・）

これからも、大槌の人達を応援し続けたいです。　えりか