ココフル・プロジェクトとは?

2011年3月11日の大震災で被災された方々に、ヨガや傾聴などを通じて心と身体を癒すお手伝いを目指し、
ヨガを学び伝える仲間が集まり活動をはじめました。

2012年8月14日火曜日

第2弾 8月大槌訪問記

遅くなりました~(やや確信犯的。。。^^;)
マッキ―です。



☆ママくらぶ「ひだまり」さんとのコラ


では、早速、今回担当させていただきました大槌町のママクラブ「ひだまり」さんとのヨガクラスを報告致します♪

「ひだまり」のママさんたちとは今回が初顔合わせ!皆さんかわいいお子さん連れでにぎやかレッスンとなりました。



時にはこんなカワイイ中断も!













       



時には片手で抱っこしながら。
さすがママです!



ママくらぶ「ひだまり」の皆さんと子どもたち、この度はありがとうございました。
子どもたち、元気パワーをありがとう!!!
また、10月にお邪魔しますのでどうぞよろしくお願いします。
再会を楽しみにしています!!

最後は恒例の記念写真♪



☆「ひょっこりひょうたん塾」に参加


続いて、紹介しますのは大槌町の復興に携わる人々との出会いの話です。

私たちは今回、いつもお世話になっている大槌町の復興と人々とを結ぶ「つどい」の代表:元持幸子さんのお誘いで、「ひょうたん塾」というものに少しだけ参加してくることが出来ました。

そう、ここ大槌町は、故井上ひさし氏作、”ひょっこりひょうたんじ~ま~♪”のモデルとなったと言われる島(実名:蓬莱島)が大槌湾沖にあります。

             霧の中に浮かぶ大小2つの丘があるひょっこりひょうたん島


ひょうたん塾」は、町民の方たちを主体とした住みよいまちづくりをつくるため、文化芸術活動を通してソフト面での復興、実践をしていくための人材育成プログラム(東京都が共同主催)で、実際の運営に当たるのは、「つどい」の元持さんを始め地元大槌町の「おらが大槌夢広場・復興館」の皆さん、このプログラムのために呼ばれた県外からのアーティスト、クリエーター、新聞記者など。参加しているのは町民の方たちを始め、県内外からやってきている様々なボランティアの人々。。。誰もが(私たちのように)大槌の人々に魅了されて集まってきたのではないかと思うほどの熱いハートの持ち主でした。

顔合わせの後、私たちは大槌町を知るためのフィールドワークに参加。語り部の方と共に被災した町の中を歩いてきました。考えてみたらこの町には震災以前には訪れたこともない、縁もゆかりもないところ。私たちが大槌町に来ると必ず訪ねる海岸近く、吉里吉里にあるカフェ「ape」にだって車で訪れるので、よくよく考えてみたら町の中心を歩くことは初めてでした。

(被災した町の中を歩きながら、そこにたしかに生きづいていた人々の暮らしの証しを訪ねる。。。)


町の中心は、今だ取り壊されることのない建物が痛々しい姿のままで残されてはいるものの、それ以外はすっかり片付けられ、そこかしこに生い茂る雑草の背丈もずいぶんと高くなっていました(この植物たちのグリーンが命の強さというものを私たちに体現して示してくれているように私には見えました) 

震災3か月後に初めて訪れたこの町の姿とは随分と変わっていたものの、そこに立ち、語り部の話を聞きながら、改めて、いや、初めて感じたことは、ここにはたしかに海の近くに住む人々の営みが存在したんだなぁという実感でした(たぶん、それまでは車でただ通り過ぎるだけで、その実感を掴めていなかった。感じることが出来なかったのだと思います)


しかし、今の現実はというと、町長さんを始め沢山の方々がお亡くなりになった町役場の時計の針が津波の到達時間を指したまま、あの時のままに今を見つめていました。

その前で黙とうをして始まった語り部の若者のお話。大仏さんのようなその若者の口から強く優しい瞳で語られた言葉は、

「よく被災地では、ボランティアに来てくれた人々に、ここであったこと、起きたことをここに来られない人々に伝えてください”とお話しますが、それより僕が皆さんに伝えたいことは”どうか、皆さんのまわりにいる大切な人々を大事にしてください”ということです」と。



彼もまた、大切な人々を震災で失った一人、生き残った一人でした。彼の言葉は今も私の心に響いています。



ここで出逢う全てと言っていい人々が壮絶な経験と癒えることのない哀しみを背負って生きているのだと思います。そんな人々が、私たちを毎回、笑顔で迎えてくれます。結局、彼らの強さ、温かさに私たちが毎回励まされているんだなぁ、と今さらながら気づくのです。

今回もまた、魅力ある大槌の人々、、、私たちのように大槌の人々に魅了されてやってきているボランティアの人たち、、、皆さん、心よりありがとうございました。そして、東京のヨガクラスを休んでこちらに毎回来ることを理解し、温かく応援してくださる皆さん、(そして、珍しく私の家族にも)本当に心から感謝します。


ここの町には偶然やってきたのではない。やっぱり必然的にきたのではないかと思う今日この頃。。。大槌町には、東北の被災地には、私たちがなくした大切な何かがある。日本の再生は、ここから始まんじゃないかと感じています。



自称、内に秘めたハートが熱過ぎるマッキ―^^;今回の報告も熱くなり過ぎていたらごめんなさい。
それと、長文の報告、最後までお読みくださりありがとうございました。






0 件のコメント: