ココフル・プロジェクトとは?

2011年3月11日の大震災で被災された方々に、ヨガや傾聴などを通じて心と身体を癒すお手伝いを目指し、
ヨガを学び伝える仲間が集まり活動をはじめました。

2012年1月30日月曜日

支援材料(くつした)募集のお願い

ココフルサポートメンバー
さるそっく ゆりえです


ココフルプロジェクトの皆様にご協力いただき不定期ではありますが、
靴下でおさるのぬいぐるみを作る活動をさせていただいております。
2月に大槌町での さるそっく 作成会の為、材料としての靴下を募集しております。
ご支援いただいた靴下はこの様に可愛いおさるに変身いたします。
                                             ↓ ↓
募集概要
さるそっく では、被災地ボランティア活動の支援材料/靴下の提供を募集しております
いただいた大切な支援材料は復興活動のため、大切に使わせていただきます。
・支援材料について・靴下(未使用のもの) 
                                色/白以外、柄、ワンポイント可
           丈/足首よりも長いもの
 情報公開    ⌘ blog (協力者blog希望者含む)にて公開
 募集期間    ⌘ 随時
 支援材料の使途 ⌘ 被災者の方々、被災地ボランティアセンター職員様へ 
                                            さるそっく作成時の材料として使用
    送付先                ⌘    住所などお知らせします。メールにてご連絡ください。    
           vanivanimilk0508★gmail.com  (←★の部分を@に変更してください)                    さるそっく 星野 友里江                                          

2月の大槌行き準備ミーティング

来月の大槌再訪に向けて、今夜は藤沢でミーティング。
週末二日間は、4人一緒にYOGAのトレーニングを受けていました。

ココフルでは毎回訪問前に2〜3回のMTGを行ないます。
行くたびに状況が変わる被災地の現地と連絡を取り合っているメンバーからの報告、
次回の内容確認や準備するもの、協力いただいた支援物資や支援金の報告、今後の活動予定や提案・・・などいつも予定時間を回っても話は尽きません。
現地のサポートセンターさんからは、「仮設の集まる山の方では、海の近くと違いかなりの積雪があるので、その時の状況によっては来てもらうのも危険かも。」とのことで、直前に職員さんあてに確認を入れる約束になっています。
なんとか無事に行くことができ、また大槌のみなさんにお会い出来ますように!


しかし・・・長時間ファミレスでMTGすると、たくさん食べてしまいますね(笑)








帰りにユリエの家へ寄り、荷物のピックアップ。
カワイイ4匹の猫ちゃんの歓迎を受けて、癒されて帰って来ました。

2012年1月13日金曜日

気仙沼へ再訪してきました

気仙沼報告2
昨年の12月22日〜23日の1泊2日で、気仙沼へ行ってきました。
11月に続き2度目です。短い滞在でしたが、報告させていただきます。(ミネ)


午前中は、気仙沼本吉体育館にて行われた、物資配布会のお手伝いに参加。
開始1時間前、朝から寒い中みなさん並んでいます。
みなし仮設と言われる借り上げアパートや半壊などによる自宅避難の方たちには、まだまだ物資が行き届いていないのが現状のようです。

ココフルで活動始める時に手伝ってくれて、現在は気仙沼で被災者支援活動をして働くリエがポツリと言ったひと言が心に残ります。
「ここは安置所だったから、震災直後は景色が全く違ったのよ・・・」   ここでどれだけの涙が流されたのかと思うと、
返す言葉もなかったです。



午後伺った本吉 前浜地区の仮設では、可愛いサンタさんたちに会いました☆
仮設の自治会長親子が、プレゼントを配って回ります。
こんなイベントが住民同士で行なっているところ、素敵ですね!



集会所で、唄の得意な安太郎さんご夫妻に民謡を教えてもらいました。
私が知っていたのは斎太郎節だけでしたが、たくさん聴かせていただき感激。
「(民謡の)歌集が流されちまって、教えてあげられねぇな・・・」と残念そう。
次回までに探して、お礼に持っていけたら。と思います。

手仕事得意な安太郎さんは、
わらで編んだ正月飾りを作り、仮設の方々に配っていました。

「でも、お正月できねぇ家が多いからなぁ。」と残念そうでした。カラフルな広告で作ったキレイな折り紙のボールを用意してくれていて、お土産にいただきました☆



ちぎり絵カレンダーのしも子さんに再会できました。
素敵なカレンダーのお礼のメッセージカードをココフルメンバーで作り、預かった物資と一緒に渡すことができました。
こちらでも、「お土産に持ってきな。」ときれいなちぎり絵を持たせていただき、感激しました。

                                                                      



前回、仮設の畑の立派な大根をくれたおばさんへ、
預かったプレゼントを届けてきました。

「(大根)また持ってかね?」
寒い中、わざわざ見送りに出てきてくれました。
ありがとう!おばさん、必ずまた来ます☆

仮設の方たち、こちらの顔を覚えてくれていて、
再訪を喜んでくれました。ありがたいことです。
こうやって物資を持って回れるのも、
ココフルを支援してくれている皆さんのおかげ。
大きいことはできないけれど、ご縁のあった土地にへ今後も通わせてもらい、
皆様から預かった温かい気持ちを届け、現地の方と繋げるのが役目だと思っています。 



<番外編>
物資配布会の本吉体育館のとなりの「はまなすホール」で、復興音楽イベントが開かれてました。こちらには、元ブルーハーツの梶原さんが日本一の苫小牧高校吹奏楽部と共演されると聞いていたので、見れなかったのですがちょっとご挨拶。
脱原発の活動でご一緒させてもらっていたので、忙しい中を笑顔で出てきてくださいました。ありがとうございました! 
前日には、漁師さんに船をプレゼントする式典に出席されていた梶原さん。被災地支援を精力的にされている素晴らしいミュージシャンです。


また、神戸の震災以降被災地でのライブをたくさん続けているバンド、ソウル・フラワー・ユニオンさんが南三陸町 志津川の仮設集会所に演奏に来ていました。3.11以降は東北の被災地を20回以上も回ったそうです。
仮設で暮らすリエのお母さんと一緒に、私も行かせてもらいました。演奏する曲は東北や全国の有名な民謡や昭和の流行り歌だったり、そこにいる人たちに寄り添った選曲です。温かい雰囲気の中、大盛りの豚汁が振る舞われ、帰りにはお餅やお米のおみやげも。(私の分は翌日仮設の方へ届けました)  行く時は乗り気でなかったリエママ、帰る頃にはすっかり大ファンに♡ 「こんなに楽しいなら友達も連れてきてあげればよかった!」と残念がり・・ 作戦大成功でした(笑)  音楽はたくさんの人の心に明かりを灯し、元気をくれますね☆


日が暮れていく広大な荒地に、一本のツリーがありました。
初めて訪れた志津川も大変な被害です。
道を訪ねようとパトカーに声をかけたら、多摩ナンバーで立川から来たお巡りさんたちでした。
応援派遣は、まだ続いているそうです。
行くたびに景色が変わっていく被災地ですが、
そこで暮らす人々の想いを忘れずにいたいです。

2012年1月6日金曜日

2011.12月大槌町訪問

2011.12月大槌町訪問
2012が明けました!
新しい気持ちでココフルプロジェクトを通して、本年も復興支援のお手伝いをさせて頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。


早速ですが12月の大槌訪問報告です。(報告が遅くなりました!) 
12月2日(金)サポートセンター「和野っこハウス」恵水溝仮設団地にて
マキが「肩こり・腰痛解消コース」を担当。
参加者の中には、以前は毎週スポーツをしていたけれど、震災後は体を動かす機会がなくなり、今回ヨガに初めて興味を持ち来てくれた方もいらっしゃいました。
また、和野っこのスタッフさん方も、リフレッシュに参加。ありがとうごいます。
さすがスポーツで体を鍛えてらした方ですね、
のびのび気持ち良さそうにポーズを楽しんでいらっしゃいました。
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様々なポーズで体をリフレッシュした最後に、
リラックスした姿勢で心を安定させる
深い呼吸のやり方をお伝えしました。 
ヨガ終了後は、顔色もとても明るくなって!
久しぶりにすっきりした!」と素敵な笑顔で喜んでくれました。
仲間から預かったココフルヨガ恒例の「さるそっく」のお人形のお土産付きです。


さて、こちらは膝に痛みがある方向けに、エリカが担当した椅子に座ってできる「チェアヨガ」のレポートです。こちらの女性たちは運動不足が続き、手のしびれやひどい肩こりに悩まされているとのこと。まずは指先をゆっくりストレッチして身体の末端の様子を自分で確認してもらいます。始めは少し緊張気味。



大きなゆったりとした呼吸をしてもらいながら、少しずつ動きを大きくしていきます。
椅子とテーブルで、しっかり体を支えているので、運動が苦手な方でも安心してのびのびできます。簡単な動きですが、うっすら汗ばんできたことにみなさん驚かれていました。
50分程のチェアヨガの後は、この通り元気な笑顔です。
リラックスした後は、色々なお話をして下さいました。
中でも、85歳になる女性(そのお年には見えないくらいお若くてお綺麗な方です!)の
一言が印象的でした。「津波っていってもねえ、私はこれで二度目だから!」 
なんと、1933年の昭和三陸地震でも経験されていたそうです。
「毎日自分でも体操してるから元気なの。その時も大変だったけど、とにかく前向きに生きていくしかないのよ!」とのこと。
凄い説得力でした。逆に私が元気を頂いてしまいました。(エリカ)

 ●12月3日(土)10時~ 大槌第7仮設団地にて 


ヨガ開始前、仮設に併設されている「岩間商店」さんで、団地の代表さんであるご主人から現地の実情を伺いました。
被災直後は、関東に暮らす私たちからは想像もつかない状況だったようで、聴いているうちに何度も涙がこぼれてしまいました。
生き残った私達が、この大槌を頑張って復興させなければ!」という岩間さんの
熱い想いと言葉に胸が震えました。
そして「これからも継続して大槌に通うぞ!」と私たちも決心を新たにしました。
(エリカ)

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こちらはヨガ開始前リクエストにより急遽行った、運転手兼マネージャーのマーク氏によるパソコン教室の様子です。この方はそのままヨガ教室にもご参加することに・・・

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この日は朝からとても寒く、雨の後雪も降り始め、東北地方の冬の厳しさを体感しました。
集会所は暖房を入れても足元が冷たいので、ウレタンマットを置いた上にヨガマットを敷き、冷えを防いでいます。

緩やかな呼吸と共に、日頃の運動不足を解消すべく、果敢にポーズに挑戦中。

最後は呼吸法で精神統一。
寒い一日でしたが、参加していただきありがとうございました! 
今回もヨガに来てくれた方や関係者の皆様に、仲間より提供してもらった「さるそっく」人形、「リボンのヘアゴム」、そして「毛糸玉」をプレゼント。
毎度のことながら、とても喜んでくださいました☆
協力してくれた皆様、本当にありがとうございました。
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おなじみ人気者「さるそっく」人形
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ヨガ仲間からのリボンのヘアゴムには、一点ずつ温かなメッセージが。
「ヨガには繋ぐ、結ぶという意味があり、人と人との出会いや結びつきが深まりますように」という想いをリボンに込めてくれました。

★毛糸玉の支援を募ったところ、たくさんの方よりお送りいただき、ありがとうございました!
現地の女性は、編み物、手芸などが得意の方が多く大変喜ばれました。
今後は、写真に撮りきれなかった分も含め、「和野っこハウス」で主催する編み物教室などでも利用してもらうことになりました。
皆さんからの支援の毛糸で、極寒の冬を少しでも暖かく、楽しく過ごしてもらえればと思います
今後も、手芸品、編み棒、布切れ、ボタン、新品の可愛い靴下等を常時募集しています。
協力いただける方は、ココフル・プロジェクトまで( kokofuru★gmai.com   ←★の部分を@に換えてください)お知らせください。よろしくお願いします。

<さるそっくのご報告>

前回10月の訪問時、和野っこのスタッフさんに「さるそっく」の作り方をユリエが伝えました。その後現地にて講習会が開催され、仮設の女性たちに喜んでもらえたそうです!


 <編集手帳> 
私たちの訪問も回を重ね、復興のために現地で日々汗をかく人たちとの出会いや再会があり、大槌の人々との繋がりが深まっていってこのブラウザではこの画像を表示できない可能性があります。いると感じます。
こちらの写真は、震災を機に故郷の大槌町吉里吉里に戻ってきた兄、弟夫婦と彼らのご両親が、津波で流された自宅の跡地で始められたバー「Ape(アぺ)」です。
Apeの建物は全てが手作り。
10月には無かった壁と屋根が、今回の訪問では取り付けられていました。(ビニール製で!)
きっと、街の復興のように少しずつ完成に近づいていくのだと思います。 


全てが流された被災地。今回の訪問でも街燈はぽつりぽつりとあるだけでした。
店を出て、宿に向かう車中から見えたものは、闇の中に浮かぶ店の明かり。
それはまるで店内に昔からあったような佇まいの暖炉(いただきものだそうです)の暖かさに、また迎えてくれるご家族の温かさにも似て、復興の希望の光に映りました。

被災された方たちも、復興に携わる方たちも、ボランティアたちも、みんなが集える場所。
私には、被災地が、被災された方たちが、私たちに向けて「がんばってるよ」と語りかけているように思いました(マキ)