ココフル・プロジェクトとは?

2011年3月11日の大震災で被災された方々に、ヨガや傾聴などを通じて心と身体を癒すお手伝いを目指し、
ヨガを学び伝える仲間が集まり活動をはじめました。

2011年11月10日木曜日

10月大槌町訪問レポートPart 2

10月の訪問だというに、今頃投稿しているココフルメンバー、マッキーことマキです。どうもすみません。
大筋のレポートは前述のミネ、エリカがしてくれているので、私はピンポイントに写真を交えてご紹介します♪

上の写真:こちらは2日目の午前、大槌町第7仮設団地にある岩間商店さん店先のベンチ。和気あいあい談笑中のお姉さま方です。
真ん中の女性は今回私たちと同行してくれた看護師のヨシコさん。
日頃から精神的なサポートやターミナルケアを実践されている方なので、初訪問ながら本領発揮。
行くとこ行くとこで被災者の方に寄り添い、心身の相談も受けていました。




こちらも同じ大槌町第7仮設団地の集会室で。お二人のご婦人をヨガ指導中です。
お二人には終始この姿勢で行っていただきましたが、ちゃんとヨガの練習をしているんですよ。
ヨガは足が悪くて立っているのが困難な方、病気で身体のどこかが動かない、動かせない方でも出来るんです。
言ってしまえば、呼吸をすることが出来ればヨガは出来るんですよね。
このときは、上半身の緊張をゆるめながら呼吸が楽にたっぷり出来るようなアーサナ(ヨガのポーズ)と心が落ち着く呼吸法をお伝えしました。



なんと、こちらの写真、いい歳した誰かさんが思いっきりあっかんベーをしているのが見えますかw

こちらは、6月の大槌町初訪問で一番最初に訪ねたグループホーム『城山の杜』を再訪させていただいたときの写真です。
こちらのホームは震災時には通われている方々のご家族も多く避難されていたそうです(その当時を想像するだけでどれだけ大変な想い、経験をされていたのかと思わずにいられません)

写真の説明に戻りますと、誰かさんとはライオンのポーズを実演中の私です(後ろに見えるご婦人も上手にあっかんベー♪ではなくライオンのポーズをなさってくれていますネ) ライオンのポーズは高齢の方の誤嚥(ごえん:食事中に食べ物をのどに詰まらせてしまうこと)を防ぐのに役立ち、この後は全員で何回もあっかんベーをしましたw
             
訪問始めには、ミネが顔ヨガを実演を交えて指導。
皆さんのお顔がほんわか緩んで明るくなるのを見て顔ヨガの効果を実感。
顔の筋肉がゆるむと反射的に全身の筋肉もゆるむんですよねえ。


こちらのおばあちゃんも看護師ヨシコさんとヨガに参加してくれました。


皆さんでヨガをしたり歌ったり、あっという間の1時間でした。
訪問最後には所長さんからお礼と共に「ぜひまたいらしてください」「今度はケーキを作ってお待ちしています」と言っていただき、こちらが感謝感激でした。
グループホームは自立をモットーに食事作りも出来る方が行うそうで、助け合いの精神も同時に感じました。
皆さん、どうぞお元気で(^^)v



今回の第3回大槌町訪問も山あり谷ありの連続でしたが、幼稚園児の女の子からグループホームのお年寄りの方たちまで年代もさまざまな方に様々なヨガや傾聴を通して交流してきました。
これからも少しでも被災地の皆さんの笑顔に逢うよう微力ながら通い続けたいと思っています。


今回出逢った皆さん、再会した皆さん、全ての方々に、

ありがとうございました。

すでに寒い冬を迎えているそうで、どうぞお身体を大切にお過ごしください。

マキ

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