ココフル・プロジェクトとは?

2011年3月11日の大震災で被災された方々に、ヨガや傾聴などを通じて心と身体を癒すお手伝いを目指し、
ヨガを学び伝える仲間が集まり活動をはじめました。

2012年12月6日木曜日

2012年12月の大槌町☆訪問報告(まっきー)

本日よりえりかと共にインドへヨガトレーニングに行ってまいります。

その前に、忘れてちゃいけない大槌町訪問報告です。
なんと昨年12月。。。そんなにもう経っちゃいましたか~^^;

今回の訪問は賑やかに、佐藤夫婦の強力な助っ人、整体の先生も同行されました~♪


右に写るはえりかの旦那さんで毎回、黒子に徹し私たちの活動を支えてくれているマークさんです(日本人)



12月の大槌町はやっぱり寒かった。手をポケットから出せずにいる私たち(行儀悪くてすみません)と比べ、地元っ子、大槌町訪問を当初からサポートしてくれている大槌町社協の渡辺くん(通称:なべっち)のなんと余裕の様子。


今回の訪問では、活動初日の夕方に震度4強の地震が起き、私たちも整体の先生が活動していた仮設住宅の集会所に数時間避難、えりかが担当を予定していた大槌町役場のヨガも当然キャンセルになりました(詳しくはえりかが報告してくれています)

今だから話せるのですが、地震の揺れの大きさにただ事ではないと感じつつも、テレビに映し出される津波情報の緊迫感と続々と避難されてくる人々の間で、私は居場所のなさのようなものを感じてしまいました。大津波を経験された人々との共有はあまりに私の経験と違い過ぎて安全な場所でただ時の過ぎるのを待っていた私には申し訳ない気がしてなりませんでした。それなのに、ご自分も避難中にも関わらず電話で「大丈夫ですか?」と心配してくれる大槌の方々、ニュースを知って東京からメールをくれる家族や友人たち、、、人の温かさを、生きているという実感を感じました。


さて、活動はそんなわけで予定通りには進みませんでしたが、今回は私が担当させてもらった大ガ口集会所でのヨガは所長の阿部さんのおかげで沢山の方たちが集まってきてくれました。それというのも前回担当したえりかのクラスがよほど気に入られたのか、皆さんに声をかけてくださったからです。ありがたや~
もしや、同年代?!聖子ちゃんの曲をさらっと歌う大槌町のまちと人を育むNPO「つどい」の代表、元持さん♪
今回からは和室を用意してくださり、ヨガをするにはぴったりな静寂な空間。

ところがどっこい(笑)、上の写真は始める前にはなんと導入されたばかりのカラオケの機械を前にカラオケ大会♪とまではいきませんでしたが(私はそれでもよかったですが^^)大盛り上がりの合唱♪日ごろ、アルコールが入らないと歌えない歌好きの私がかたくなに遠慮する中、「つどい」の元持さんはさらっと「赤いスイートピー」を熱唱。う~大槌の女(たち)に負けました。というのは冗談で、さすが「大槌の女」と惚れ直したものです。


ヨガのクラスも、一見特殊と思われる私のヨガのスタイルにもついてきて下さり、皆さんの懐の深さと素直さにこちらが感動してしまいました。



昨年8月に訪問した際に同行した高校生の冬馬が高田さんのリクエストで描いたポスターが今回もお出迎え

さて、こちらは毎度、大槌新聞を発行している高田さんとアシスタントの阿部さんがいらっしゃる「大槌町復興資料館」こちらの女性たちとの再会も訪問の楽しみの一つとなっています。大槌町の復興のために日々奮闘している彼女たちの姿は私の励みであり、改めて「頑張ってこー!!!」と毎回心を改めるのでした。



サフランのめしべで色鮮やかな黄金色
今回はアシスタントを引き受けている阿部さんが、なんと「サフラン 」のお茶を出してくれて、しかも話を聞いたらこの地で球根から育てていこう、ゆくゆくは大槌産として全国に届けたいとおっしゃるではないですか!!!(阿部さんがサフランに注目した理由はまた次回の報告で)

たしかに身体がぽかぽかしてくるサフランティー
私は「日本でサフランなんて育てられる?」と聞いてみたところ、大分で作っているところがあるそうです。阿部さんは実際にその地を訪れ、農家の方から話を聞き、実際に育て方まで習ってきたそうです。

と同時に、東京の大手生花会社が球根を提供してくれたり、大分の農家さんたちも応援にきてくれたりで、被災地をみんなが支援していることに感動。彼女たちの夢に終わらない、今始まろうとしている取組みが芽を出し育っていく”これから”に期待と応援を込めていきたいと思います。

この二人の女性の活躍と”これから”も、大槌町の”これから”も芽が出て美しい花が咲く日が必ずきっとやってくる。。。春の訪れと、その日が来るのが今から待ち遠しい!






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